移転問題
2004年暮れから、パアララン・パンタオ裏の空き地にブルドーザーが入って、大きな穴をあける作業をはじめた。2月のはじめには、穴は10メートルほどの深さにもなった。その穴に新しいゴミが運びこまれ、スカベンジャーたちも集まって働いていたが、1か月もしないうちに、穴はゴミで埋まった。その間、学校はゴミの臭いがすごかった。たぶん、蠅も。
2000年の崩落事故のあと、モンタルバンに移住させられた隣人たちが、ゴミ拾いに来たときに泊れるように、学校のすぐ裏につくっていた小屋は、バスケットコートの上に移動させられた。(写真は小屋を移動する前のバスケットコート)
POGのプロジェクトにより、移転させられる家が出てきている。パアララン・パンタオにも移転の話が来ている。まだ具体的な日程や移転先は決まっていないが、そんなに先の話でもないようだ。
ゴミの山は砂時計のようなかたちに、ふたつの山をつなげたかたちに広がっていて、学校はちょうど砂時計のくびれたところにある。このくびれの部分を埋めて、ゴミ山全体をひとつにつなげ、なだらかにする、という計画らしい。
クラスは続いている。変わりなく。ゴミの臭いの襲ってくるパヤタス校でも、増築工事の遅々としてすすまないエラプ校でも。
photos by Chie O.
| 固定リンク
「パアララン・パンタオ2004」カテゴリの記事
- ゴミ山を取り巻く人々 ②ジャンクショップ(2008.12.05)
- 移転問題(2008.12.10)
- ゴミ山を取り巻く人々 ①スカベンジャー(2008.12.04)
- ゴミ山を取り巻く人々 ③パヤタス・オペレーション・グループ(POG)(2008.12.07)
- 奨学生たち(2008.11.27)




コメント
めっちゃ興味深いです!
2007年初めの、移転の話は3年前から出てたんですね!!
いつも楽しみにしています(^-^)
本当にありがとうございます☆
投稿: まさえ | 2008年12月12日 (金) 00時26分
移転問題、けっこう長いこと、やきもきさせられました。そういえば。
投稿: かずみ | 2008年12月12日 (金) 10時12分